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金曜日, 12月 12, 2008

物質文明の終焉

 20世紀は電話、自動車、機関車、飛行機などの発明 また 20世紀後半はコンピューター、インターネットと 我々の生活そのものを変えてしまう ものが 一般化しました。 第二次世界大戦後生まれの人々にとって はあたり前の生活なのですが 実は このようなものが大量生産されることにより コストが落ち 一般大衆にもいき渡ったという 資本主義の意義のあるところです。
 しかしながら、物質 つまり ものを追求するために その交換財である 紙幣(お金)を稼ぐことが目的となってしまい、一部の金融機関関係者を中心とした人たちの横暴が 1929年の恐慌をまねき 、また、今回の「金融危機」にいたっているわけです。この金融危機は 欧米ではすでに「恐慌」にはいっているわけですが、発想の転換が必要です。
 「物質文明」から「精神文明」への転換です。日本国は古代より精神文明の国であったのですが、敗戦により アメリカ占領政策の基 「物質文明」社会への転換を余儀なくされました。
 アメリカ型資本主義が終焉を迎えたのですから、「助け合う」「困った人がいたら助ける」「お互い迷惑はかけない」など 人と人とのつながりを大切にする社会へ脱皮する機会でもあるわけです。
 2005年からこのブログを続けていますが、日本人が忘れているアジア型社会の模範は ベトナムにあります。 彼らは 助け合い、周りの人々に思いやりをもち 生きているのです。 儒教を中心として小乗仏教の国という日本と同じ土壌をもっていいます。 

 「物質文明より精神文明へ」これがこれからのキーワードです。

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